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SEAHAWK GALLERIA

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December 22, 2022

年末年始のご挨拶!気の利いた手土産散歩

いよいよ2022年も終わり。今年はどんな1年でしたか?何かと慌ただしい時期ですが、お世話になったあの人にきちんとご挨拶もしておきたいところ。そこで今回は、贈る側ももらう側も嬉しくなるような気の利いた手土産をピックアップ。遊び心のあるアクセサリーやナイトウェア、厳選素材のスイーツまで、こだわりのアイテムが揃うスポットを巡ります。

大人の遊び心をくすぐるギフト

まずやって来たのは「SEAHAWK GALLERIA」の中にある「ABISTE Boutique」。レディスウェアを中心に取り扱うセレクトショップです。

ABISTEグループでは九州最大の店舗ということもあり、幅広い品揃えが特徴。アパレルをはじめ、オブジェやインテリア、アートなど、各区画でさまざまなアイテムを展開しています。

中でもメインとなるのは、インポートのファッションアイテム。カジュアルに取り入れられるアクセサリーはちょっとしたギフトにおすすめです。

オランダ人女性デザイナーが手がける「ZSiSKA」やイタリア・ミラノのビジューブランド「Pellini」、象牙をかたどった「IVORINA」など、個性的なデザインのリングやピアスが並びます。レジン(樹脂)やアクリルを使ったものが中心で、1万円前後と贈りやすい価格帯も魅力。鮮やかな色使いがコーディネートのアクセントになります。

キュートなテキスタイルが人気のルームウェアブランド「TUNIC」は、親子で贈り合うのにもぴったり。手持ちのウェアの上にさらっと羽織れるガウンや、ゆったりしたシルエットで就寝時にも心地よく穿けるショーツなど、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムが充実しています。

その他、甘めのテイストからシックなデザイン、モードな印象のものまで、大人の遊び心をくすぐるユニークで上質なアイテムが揃っています。大切な人へのギフトを探しに、足を運んでみてはいかがでしょうか?

ABISTE Boutique(アビステブティック)
TEL 092-843-1115
営業時間 10:00~19:00
※都合により変更する場合があります。

気鋭のシェフが提案する絶品プリン

次にやって来たのは、大濠公園そばにあるパティスリーカフェ「2/2(ichi)」。山下泰史さんがオーナーシェフを務めるレストラン「TTOAHISU」の姉妹店です。

オープンのきっかけは、「コースで提供されるデザートを購入したい」というお客さまの声に応えるため。テイクアウトだけでなくイートインも可能で、泰史さんの妻・友美さんが素敵な笑顔で出迎えてくれます。

波板を効果的に用いた店内は、洗練されたファクトリーのような空間。白と淡いグレーを基調にしていて、ミニマルな非日常感を味わえます。

メインとなるスイーツはプリン。素材やその日の気温によって火入れ時間を調整し、クリーミーでなめらかな舌触りにこだわっています。

(左から)ピスタチオ¥600、オレンジ¥550、バニラ¥500

定番は、バニラビーンズがふわっと香る「バニラ」、ローストピスタチオが添えられた濃厚な「ピスタチオ」、レモン風味のプリンとオレンジのソースがよく合う「オレンジ」の3種。さらに「マロン」や「アップル」など、旬の素材を使った期間限定フレーバーも販売しています。

カフェオープンに合わせて考案されたのが、卵白を使った白いロールケーキ「2/2roll」(¥550)。しっとりとした生地の中に、オリジナルのレモンジャムで酸味を効かせたアールグレイのクリームがたっぷり詰まっています。

「CCB(キャラメルチョコレートバター)」(¥3,300)は、友美さんいわく“チョコレートを究極に美味しくいただくスイーツ”。小麦粉などの粉類は一切使わず、生チョコでもケーキでもない独特のコクとテクスチャーを生み出しています。温めた包丁で1cmほどの厚さにスライスすると、断面が少し溶けてなめらかな食感に。

ほろりと口の中で溶ける米粉の「snow ball」(¥330)や、小ぶりながらずっしりと食べ応えのある「小豆と抹茶のミニパウンド」(¥250)など、焼き菓子のバリエーションも充実。手に取りやすいサイズ感で、日持ちもするので気軽な手土産にぴったりです。

「このお店を通して、障がいがある方の就労支援をしたいと思っています」と友美さん。店内業務だけでなく、糸島の畑で食材となる野菜の栽培に取り組むなど、さまざまな支援の形を模索しています。今後の展開も楽しみな「2/2(ichi)」。ミシュラン一つ星のシェフが手がける絶品スイーツを、ぜひ一度味わってみてください。

2/2(ichi)
福岡市中央区荒戸3-1-12
営業時間 10:00~16:30
定休日 火・日曜
https://www.instagram.com/ichi.22_japan/

優しい味わいの蕎麦粉スイーツ

最後に訪れたのは、国産蕎麦粉を使った健康志向のスイーツを提案する「お八つ きそじ」。荒戸の老舗蕎麦店「蕎麦 木曽路」の姉妹ブランドで、2代目である宮崎猛さんの妻・香菜さんが、アレルギーのある娘さんのためにお手製のおやつを作り始めたことがきっかけで生まれました。

工房は「蕎麦 木曽路」内に併設されていて、入り口すぐの一画には販売コーナーも。スイーツ目がけての来店はもちろん、蕎麦を楽しんだ後にちょっとした手土産として購入することもできます。

「お花のブローチクッキー」(¥1,480)は、可憐なエディブルフラワーをあしらった蕎麦粉のクッキー。一般的にアイシングは卵白で作られますが、こちらはヴィーガンメレンゲとも呼ばれるひよこ豆の煮汁・アクアファバを使用。卵と乳製品は使わず、ヘルシーで優しい味わいに仕上げています。

(上から時計回りに)蕎麦とアーモンドのビスコッティ¥450、ケーク・オ・サラザン(抹茶)¥380、蕎麦ときなこのくるくるクッキー¥450

その他、ザクザク食感がクセになる蕎麦粉のビスコッティや、挽きたての蕎麦粉と糸島の卵を使ってしっとり仕上げたケーキなど、“和”のイメージが強い蕎麦粉を独自にアレンジしたスイーツが並びます。どれも蕎麦粉の風味が強すぎず、グルテンフリーやヴィーガンスイーツに馴染みのない方でも美味しく食べられるものばかりです。

(左から)プルーンとスパイス、台湾パイナップル 各¥550

「蕎麦粉とは関係ないですが…」と香菜さんがおすすめしてくれたのが手作りのコンフィチュール。パティスリークリエイター・田中博子さんの製法にならって作られたもので、果実の持つ色と風味が損なわれないよう、じっくりコトコト煮るのではなく、強火で一気に水分を飛ばします。さらに砂糖を2日に分けて加えることで、素材自体に甘さが浸透し、奥深い味わいに仕上がるのだとか。

家庭で気軽に本格蕎麦を楽しみたいなら、干し蕎麦(¥580)&八方だし(¥830)が◎。蕎麦にはうきはの蕎麦粉を使い、だしは飯塚の「金芳醬油釀造元」に特注したオリジナル。すっきりした甘さが喉越しのいい麺によく合います。

また、お店で提供している蕎麦茶(100g入り¥980)も購入することができます。「お米に混ぜて炊いたり、アイスクリームのトッピングに使っても美味しいですよ」と香菜さん。

心までほっこりする蕎麦粉スイーツ。店内で蕎麦を楽しんだ後は、手土産を買うのも忘れずに。

お八つ きそじ
福岡市中央区荒戸1-10-13(「蕎麦 木曽路」内)
営業時間 11:30〜14:30 / 17:30〜21:30
定休日 日曜
https://www.instagram.com/oyatu_kisoji/

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