年末年始のご挨拶！気の利いた手土産散歩
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残暑も少しずつやわらぎ、過ごしやすい日が増えてきましたね。秋の夜長を楽しむ準備はできていますか？今回は、おうち時間を充実させるホームグッズをご紹介します。ギフトにはもちろん、自宅用にも欲しくなるアイテムがもりだくさん！上質な肌触りのタオルから、九州発の自然派コスメ、バリエーション豊富なジャムまで、これからの季節に押さえておきたい注目スポットを巡ります。
「SEAHAWK GALLERIA」の中にある「今治浴巾」は、日本最大のタオル産地・今治にある「丸栄タオル」の九州唯一の直営店。店内には、こだわりの素材を使用したタオルから、バスマット、パジャマ、ベビーウェアまで、さまざまなアイテムが並びます。
この秋のおすすめは、世界三大高級綿の一つ・エジプトコットンGIZA86を使用したコクーンシリーズ。優しい肌触りとシルクのような光沢感が特徴で、肌に当てた瞬間、密にしっかりと織られたロングパイルがスッと水分を吸収してくれます。
サイズはウォッシュタオル（34×34cm / ¥1,210）、ハンドタオル（90×45cm / ¥2,420）、シャワータオル（140×73cm / ¥6,050）の3種類。大きめにつくられているので、ハンドタオルでもコンパクトなバスタオルとして使うことができます。落ち着いたアースカラーの8色展開で、お部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶことができます。
タオルと並んで人気なのがパジャマとバスローブ。抜群の着心地のよさで、著名人にも多く愛用されているのだとか。
超極細糸を使用したイゾデラシリーズ（各￥12,100）は、軽くさらりとした肌触りと通気性のよさが特徴。コーデュロイのような質感とスタイリッシュなデザインも魅力です。
希少価値の高いスーピマコットンを100％使用したバスローブは、しなやかで毛羽落ちが少なく、風合いが長く続くのが特徴。コットンボールのようなふわふわ感を出すために、撚り（繊維の束をねじること）を極限まで少なくした無撚糸で織られています。
バスローブにあまり馴染みがないという方は、チューブトップタイプのバスドレスと、膝掛けとしても使えるラップブランケットを組み合わせるのもおすすめです。
左：イデゾラプレミアム スーピマコットン無撚糸バスローブ¥36,300、中：イデゾラプレミアム レディースパジャマ（半袖）¥12,100、右：イデゾラ ナチュラルタイムもこもこ 肩ひざ掛け¥4,752 / イデゾラ ナチュラルタイムパイル バスドレス ショート￥6,204 / イデゾラ ナチュラルタイムパイル ターバン¥1,320
最後に、極上の肌触りを追求したい！という方におすすめなのが、インド綿の宝石とも言われる最高級のスピンゴールドシュプリームを使ったシリーズ。
上からウォッシュタオル￥2,420、ハンドタオル¥6,050、シャワータオル¥13,310
無撚糸と甘撚りの2種類の糸をランダムに織ることで、それぞれの糸のよさを最大限に活かしたタオル。トレンド感のある淡い配色で、ペールイエローのほかにペールホワイトとペールブルーも展開しています。
選んだアイテムは木箱に入れて、オリジナルのギフトセットとして贈ることもできます。
いくら素敵な家具を揃えても、タオルがくたびれていたら台無しですよね。タオルもインテリアの一部として、細部にまでこだわってみてはいかがでしょうか？
今治浴巾
TEL 092-707-6322
営業時間 10:00～18:00（金、土曜 9:00〜20:00）
※都合により変更する場合があります。
次にやって来たのは、昨年末にオープンした大手門の雑貨店「Yokka」。昭和通りから細い路地に入ると、奥にエントランスが見えてきます。
旅好きの女性スタッフが九州各地を巡り、自分たちが実際に試して本当にいいと思ったものだけを厳選。店内にはスイーツ、調味料、ナッツ、ドリンクなどの食品をはじめ、焼き物やカトラリー、アパレルまで多彩なアイテムを展開しています。
セレクトの基準は“つくり手の思いが伝わる“もの。素材や製法だけでなく、背景にストーリーが詰まったこだわりの品々が並びます。見ているだけで楽しくなるようなパッケージのデザイン性に配慮しているのもポイントです。
スタッフの石岡美知留さんいわく「『おすすめは？』と尋ねられると、全部おすすめなので困ってしまうんです（笑）。ギフトをお探しなら、どんな方にどういった目的で贈りたいかを伺って、それに合ったものをご提案しています」とのこと。
おうちでちょっとしたティータイムを楽しむなら、佐賀の「うれしの茶」（ティーバッグ¥648）＆「和グラッセ」(各¥594)をセットに。
「うれしの茶」は、嬉野市の茶生産者である茶癒人（ティーラー）永尾智子さんが監修した「Yokka」オリジナルの緑茶。一番摘みの茶葉だけを使い、茶畑ごとに摘採・製茶しています。時間が経っても綺麗な緑色が続き、えぐみのないまろやかな旨味が広がります。熱めのお湯でサッと淹れると苦みと清涼感が引き立ち、冷ましたお湯でじっくり淹れるとコクのある甘い味わいに。
「和グラッセ」は、優しい甘さがクセになる新感覚の甘なっとう。九州産紅はるかを使い、外はサクッと、中はしっとり仕上げた「唐芋」、北海道産小豆に嬉野抹茶をまとわせた「抹茶あずき」、北海道産黒大豆を丁寧に炊き上げた「黒豆」の3種があります。
またスキンケアやヘアケアアイテムも充実。原料にこだわったサスティナブルな自然派コスメを多数取り揃えています。
鹿児島発の「BOTANICANON」は、自然由来成分100％のスキンケアブランド。小学校跡地を利用して原料となる植物を育て、全てのアイテムに水は使わず、ハーブやフルーツの蒸留水（湯気）を集めたものだけでつくられています。
「フェイスオイルEX」（¥3,410）は、ブースター美容液としても使えるオイル。洗顔後にこのオイルで顔をマッサージして肌を柔らかくすることで、化粧水がなじみやすくなります。
いつ来ても楽しめるお店づくりのため、新アイテムの入荷も定期的に行っており、今後は竹細工など工芸品の展開も始める予定なのだそう。ぜひ一度、九州の素敵なものづくりに触れてみてください。
Yokka
福岡市中央区大手門3-2-1 小手門ビル1号室
TEL 092-753-9754
営業時間 11:00～17:00
定休日 水･木･第2,4日曜
https://www.instagram.com/yokka_gift/
最後に訪れたのは、「六本松421」から歩いて数分の「patisserie nico」。今年7月末に同じ2丁目内の14番地から13番地に移転し、リニューアルオープンしました。
オーナーパティシエの山本健さんは東京や大阪で修行を積んだ後、地元福岡で自身の店を開きました。ショーケースには宝石のように色鮮やかなケーキがずらりと並びます。フランス・アルザス地方で学んだシェフに師事していたこともあり、中には郷土菓子を独自にアレンジしたものも。
山本さんのこだわりは、できるだけ国産の原料を使うこと。各地の生産者とのつながりを大切にしており、青森産のリンゴや福岡産のイチジク、長野産のブルーベリーなど、旬の美味しい素材を厳選して仕入れるようにしています。
ケーキやジャムに使う蜂蜜も、国産で非加熱のものにこだわっています。蜂蜜本来の風味と優しい甘さが味わいの決め手になるそうで、同じ生産者から仕入れた蜜蝋を型に塗り、伝統的な製法で焼き上げたカヌレも人気です。
常温で持ち歩けるジャムはギフトにもおすすめ。大きすぎない程よいサイズ感もポイントです。圧巻のバリエーションですが、これでもいつもより数が少ないのだそう。店内で全て手づくりしており、フルーツだけのシンプルなものからスパイスをミックスしたもの、ミルクベースやナッツ系まで、さまざまな組み合わせの中から選ぶことができます。
山本さんのお気に入りは「赤ワイン」（¥650）。黒胡椒をふりかけたチーズやクラッカーを添えて、おつまみ感覚でお酒と楽しむのも◎。
一番人気は「りんごバター」（¥650）。バニラビーンズがたっぷり入っており、リンゴの甘さとバターのコクが絶妙にマッチ。パンケーキやスコーンに塗るのもおすすめです。
ミルクベースの「チャイ」（¥640）は、まさに“食べるチャイ”。ハーブやスパイスがしっかり効いており、カリッと焼いたトーストと相性抜群です。
その他、「ウィークエンドシトロン」や「ケーク オ フリュイ」など、パウンドケーキの品揃えも充実。切り分けてシェアできるので、ちょっとした手土産にもおすすめです。
オレンジやデコポンをふんだんに使った「ケークオランジェ」（¥1,756）は、フレッシュな柑橘の風味が口いっぱいに広がり、飾りにあしらわれたグレープフルーツやライムの皮の色合いも目を惹きます。
2014年のオープン以来、この街で愛され続けるケーキ店。焼き菓子やスパイスソルト、海外から仕入れたバルサミコクリームやワインビネガーなど、ケーキとジャム以外にも、ワクワクする商品が揃っていますよ。
patisserie nico
福岡市中央区谷2-13-15
TEL 092-406-6593
営業時間 10:00～19:00
定休日 月曜
https://www.instagram.com/patisserie.nico/
